ESDセミナー of agri-net

ESDセミナーinあおもり

〜広げよう「青森力」育てよう高校生の「環境力」〜
●日　　時
１月２８日（土）
１３：３０〜１６：３０
●場　　所
青森市文化観光交流施設
ねぶたの家ワ・ラッセ
１階 交流学習室

東北地方環境事務所の井上課長によるご挨拶の後、初めに長澤 正嘉氏より、ESDについてわかりやすくご講演していただきました。


その後、事例紹介として、青森県の高校生による環境への取り組みの発表が行われました。
五所川原農林高等学校 農業土木科の生徒さん五所川原農林高等学校 農業土木科の生徒さんが、岩木川河口・十三湖の歴史・自然について、岩木川の水質調査結果を発表しました。

五所川原農林高等学校 森林科学科の生徒さん次に、五所川原農林高等学校 森林科学科の生徒さんが日々の研究のなかで身をもって感じた森を守ることは環境を守ることに繋がる事について発表しました。

弘前実業高等学校 藤崎校舎 りんご科の生徒さん次に、弘前実業高等学校藤崎校舎りんご科の生徒さんが、日々海からおいしい恵みをいただいていますが、例えば貝類は貝殻がごみとして捨てられており、その活用法としての青森県産のウニ殻を肥料として利用する研究について発表しました。

東日本大震災にまつわる報告をする五所川原農林高等学校の生徒さん
最後に昨年夏に行われたグリーンツーリヅム以後、宮城県農業高等学校と交流を続けている五所川原農林高等学校の生徒さん達が交流の内容の報告を行いました。
報告では、津波の被害の状況の映像が放映され、会場は一時緊張した空気につつまれましたが、交流を続けていく中で生まれた絆や人とのつながりの大切さを改めて学ぶことができました。
その後フリートークも設けられ、会場は和やかな雰囲気で進行していきました


事例紹介の後、特別講演として、NPO法人 森は海の恋人 副理事長 畠山 信氏より、
「森は海の恋人　海と共に生きる」と題してご講演いただきました。
畠山さんは宮城県気仙沼市のご出身で、牡蠣の漁師として生活しながら、森・海・川の流域全体を一つの共同体として捉えた森作り、環境教育、自然環境保全に関する３つの事業を行ってきました。
3.11以降、全国各地からボランティアの受入調整に奔走されたようです。

畠山さんは、仕事でも研究でも自分で体験したことが他のどんな情報よりも大きな力となり自信に繋がるので、是非皆さんも何事も自分で挑戦してみて下さい。と若い世代にエールを送られ、高校生達は今後力強く生きていくための糧をいただけたようでした。
最後に皆で記念撮影☆パチリ☆