エフエム秋田「Smooth Cafe」本番当日! of agri-net

NPO法人青森県環境パートナーシップセンター
農業高校を拠点とした北東北温暖化防止地域ネットワーク形成事業
成21〜23年度地球環境基金補助事業
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いよいよ本番当日!
写真4 スタジオの様子.jpgスタジオの様子

日時:平成23年8月30日(火)
14時30分(スタジオ入り)⇒15時〜(出演)
場所:エフエム秋田(秋田市)
番組名:「Smooth Cafe」

8月30日(火)、エフエム秋田のスタジオで「Smooth Cafe」の生放送が行われました。
初めに、あきた環境ファーラムの栗林さんが、「地球温暖化防止活動推進センター(以下、温暖化防止センター)は、地球温暖化対策や東日本大震災による電力供給不足に対応する節電対策を目的として、学習会の開催やホームページでの情報発信など、さまざまな啓発事業を行っている。青森県の温暖化防止センターの事業では、青森・秋田・岩手の農業高校を中心に、LED照明の栽培利用やバイオディーゼル燃料などのテーマごとに分かれた4チームの連携・協働により、地球温暖化防止に関する研究活動が行われている」と、温暖化防止センターの概要と「あぐりてぃーん事業」について紹介しました

写真5 パーソナリティの樫尾さん(右)と栗林.jpgパーソナリティの樫尾さん(右)と栗林さん

写真6 大沼先生.jpg大曲農業高校大沼先生

次に、大曲農業高校の大沼先生は、大曲農業高校で行っている「フードマイレージと農家直販の温暖化防止効果分析」研究について、「本校では、大仙市で地産地消を推進している農業団体を取材するなど、昨年から地産地消をテーマとした温暖化防止活動を行っている」と紹介しました。樫尾さんから「どうして地産地消が温暖化防止につながるのか?」という質問があり、「現在、日本の食料自給率(カロリーベース)は39%と低下しており(平成22年度)、海外からの食料輸入に伴う輸送燃料の消費により二酸化炭素の排出量が増加している。そこで、地産地消を推進し、輸送燃料の削減を図ることで温暖化防止につながる」と解説し、樫尾さんも「なるほど」と納得されていました。

写真7 楽しそうに話す畑君と伊藤君.jpgスタジオの様子

続いて、樫尾さんから髙畑君、伊藤君、小松君、門脇さんに「どんな活動をして、どんなことを感じるか?」という問いかけがありました。高校生たちはそれぞれ、自分たちが学校で作った野菜などを売る販売実習を例に挙げ、「買ってもらえると嬉しいし、それが温暖化防止につながるのがすごいと思う」「訪問販売の移動中に車から声をかけて買ってくれる人もいて、地域に貢献していると感じる」「地元だけではなく隣町でも喜んで買ってもらえるので嬉しい気持ちでいっぱいになる」「県外からも買いに来てくれる人がいるのが嬉しい」など、思い思いに体験談を語りました。一方、樫尾さんも「大曲農業高校の卵は秋田県立農業科学館でも販売されており、早く売り切れてしまうこともあるが、いつも楽しみにしている」と話し、大曲農業高校産の農産物の評判の良さがうかがえました。
最後に、大沼先生は、「大曲農業高校の職員玄関前で野菜や卵、ジャムなどを販売している。10月23日の学校祭でも販売をする予定である」と、農産物販売の紹介をしました。

生放送終了後、高校生たちは、「生放送で緊張したが、楽しく自分たちの活動を紹介できた。今回のラジオ出演をステップに活動に全力を注いでいきたい」と、一方、大沼先生は、「今後もいろんなところで本校の活動をアピールしていきたい」と、抱負を語っていらっしゃいました。