青森県環境活動団体ハンドブック

平成25年度版

※ご希望の方にはお送りしますのでご連絡ください。ただし、数に限りがございます。

特定非営利活動法人

フォレスト奥入瀬

設立日:平成24年7月

自然

概要

代表者:大栁 泰光
〒034-0001 十和田市大字三本木字西金崎56-15
電 話: 090-4555-5103(事務局 逢坂)
F A X :
E-mail : mosaka@d1.dion.ne.jp
U R L :

設立目的

 地域の自然環境の維持等を通じて、森林・緑地等の整備保全に係るとともに、樹木文化の継承と発展に貢献する各関係機関・団体と協力連携し、自然保護活動及び後世に残したい樹木等の維持と保全管理に寄与することを目的として設立しました。

活動内容

1. 樹木調査・研究事業

2. 樹木保護・保全事業

3. 樹木ガイド等の観光活動

4. 樹木を生かした体験活動

5. 関係団体との連携活動

6. 樹木保全に関わる指導・講習会開催

7. 人材育成事業

 

・ 今年度の実績

1. 十和田市官庁街の春まつりにて自主ブースを
 設けて「木の実クラフト」作成を行いました。

2. 樹木医会秋田県支部と合同で、樹木医試験対
 策研修の実施

3. 会員内のスキルアップのため、小川原湖青年
 の家にて土壌についての勉強会を実施

4.十和田官庁街の植樹枡に植えてある桜を秋に
 治療し、地元紙(東奥日報)に掲載されまし
 た。

ケヤキの治療(弘前)


クラフト教室

 電気や石油のない不便な時代は、日本人の生活様式は今よりもっと自然に配慮し、自然と共生関係がとれたものだったと思います。例えばすきま風の入る家で、布団の中にいながら外の気象条件を知るといったように、感覚的に自然との距離が今よりもっと近かったと思います。
 青森県内には現在多くの巨木・古木が生育しています。これらの樹木は人々と密接に関わってきました。生活が便利になり、高齢化、過疎化などの時代背景とも重なり、樹木に対して尊敬の念が薄くなるとともに、貴重な樹木が衰退し伐採されております。地域にある樹木には人々の記憶が残り、様々な苦しい時代も見てきています。同じ生命として人と共に時代を歩んできた樹木を、単なる延命ということではなく、少しでもお世話できたらと願っています。それが、その地域の思いを後世に伝えていくことにつながると思うからです。