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NPO法人 白神山地を守る会

団体名 NPO法人 白神山地を守る会
設立年 平成5年4月
代表者 永井 雄人
所在地 〒030-0947
    青森市浜館字科86-1
電 話 017-743-8314
FAX 017-772-9824
E-mail preserve@shirakami.gr.jp
URL http://preserve.shirakami.gr.jp
活動分野 自然

27年度の活動内容

今年度2015年度は、白神山地は毎年植樹祭を実施しているのですが、どの道路も崩壊し、山に入ることができず、実施できませんでした。しかし、むつ湾のホタテを高温障害から守る植樹祭は6月28日(日)平内町で実施をし、210名が参加し600本の広葉樹の苗木を植林することができました。
また、毎年夏に実施している子ども夏休み体験塾は予定通り開催し、首都圏より17名の子どもが7日間(7/31〜8/6)と(8/20〜8/24)の2回に参加し、白神自然学校遊々の森での林業体験や深浦町の十二湖でブナの原生林トレッキング、赤石川での魚捕り体験を楽しみました。

今後の展望・団体PR

@2016年はブナ等広葉樹が実をつける予定です。マルチ・トレーコンテナを使い苗木を育て、それを山に戻すという自然再生事業を展開したいと思っております。また、昨年の鉄砲水で流された橋の修理が終わったので白神自然学校遊々の森へ歩いて行くトレッキングや一ツ森山登山を実施し、子どもたちの自然体験を増やしたいと思っています。また、道路の一部工事が完了したので植樹祭を引き続き実施して行きたいと思っています。
A白神山地は、生きた化石(遺産)です。9000年前に隆起した地層と気候がつくりあげた自然遺産です。三内丸山の縄文遺跡は死んだ化石(遺産)です。(考古学)縄文人は、この広葉樹のブナ林の中で生息し、栗や、ドングリを採取し、定住するために栽培技術を生み出し、1000年以上もの文化を残しました。現在、人類は地球温暖化問題や紛争を繰り返しています。白神山地は、そんな有限な地球のあり方や、人類のあり方を考える原点回帰、自然回帰の場でもあります。「白神山地は何もない」と言った人がいますが、自然だからだと思います。そこに一度立ち、何かを振り返った時、新しい発見があると思います。
白神山地の遊々の森での
林業体験する首都圏の
子ども達(8月)
陸奥湾のホタテを
高温障害から守る植樹祭
(6月)