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久保田 勝二 (くぼた かつじ)

久保田 勝二







地 区 津軽地区
職 業 農業
資格等 ・あおもりアースレンジャー(青森県地球温暖化防止活動推進員)
・環境マイスター(青森県)
・省エネアドバイザー(青森県)
・省エネルギー普及指導員(省エネセンター)
・水質・大気関係公害防止管理者
所属環境
関連団体
・NPO法人青森県環境パートナーシップセンター理事
・ひろさき環境パートナーシップ21
活動分野 ●地球温暖化のメカニズム、現状と影響、地球温暖化対策の現状と課題の説明
●家庭における身近な省エネ、節電方法
●地産地消、環境配慮型農業など
●事業者向けの省エネルギー診断、アドバイス
●こども向けの実演、工作など環境教育
●イベント・施策等への積極的な参加・協力
●イベント・施策等の周知・普及
日常実践している取組 <取組の基本>
 @地域住民への啓発活動
 A地域住民への助言・協力
 B日常生活における自らの率先行動
 C国または地方公共団体が行う施策への協力
 D推進員の創意工夫による取り組みの推進

<具体的指針>
 @省エネ・省資源・節電・節エネのPR
 (マイバッグ持参、グリーン購入の薦め、待機電力カット、エコドライブの実践など)
 A地元地域での地球温暖化防止に係わるチラシの配布
 (節電協力依頼のチラシ、省エネ月間チラシ・ポスター、地球温暖化防止月間チラシ・
 ポスターなど)
 B児童館・保育園・小学校・養護施設での出前講座の実施
 (公共団体および環境NPO団体の実施する出前講座、アースレンジャー独自の出前講座など)
 C公民館・デパートでの各種イベント実施
 (エコクラブへの加入の薦め、省エネルギーラベル制度のPR、官公庁各種パンフレットの
 配布、省エネ機器の現物展示紹介、ゴミ減量対策への協力PR、環境家計簿実践指導など)
 D他の環境団体・ボランティア団体との連携活動の実施
 (弘前市内で実施する食と産業祭りへの出展参加、ボランティアデー出展参加、市内のゴミ拾い
 活動、企業の実施するエコな家づくり展示、エコな聞きの展示紹介、市民もったいない運動など)

<具体的計画>
・独自にイベントを開催(年間12回以上)
・独自の環境出前講座(小学校・児童館などで年間6回以上)
・公的イベントへの参加、地域住民へのパンフレットの配布
 (省エネ月間・環境月間など)
・地域公的施設での勉強会(公民館・福祉施設などで年間6回
 以上)
・他団体との連携活動(他団体のイベントに参加・学習会の講師)
・施設見学会開催(年間12回以上)
活動実績 生態系を中心に出前講座実施。イベント対応(PR活動、チラシ配布)省エネアクションをPRしています。企業内での電力の使用効率化運動、社内啓蒙活動、ISO14001取得のための環境管理推進活動展開、事業所全体の負荷物質提言活動などを行ってきました。
また廃棄、排出するものについて化学処理、物理処理、熱処理、減量処理、資源再生利用等多くの処理法を検討・実施しました。

@近年、「オールアース住宅のすすめ」なるPRをしている企業が日本国内に7件ほどあり、ホームページなどでその実績を宣伝している。
この「オールアース住宅のすすめ」で重点をおいているのは電磁波の低減にある。「オールアース」が節電にいたる内容には触れていない。

 ここで私のアースと節電活動の実績について述べさせていただきます。
家庭全般での家電製品の多くは、「片切りスイッチ」による電源の入り切りが主である。水物家電は「両切りスイッチ」が使用されている場合が多いが。

 ここで「片切りスイッチ」による場合、電源プラグのコンセントへの接続の仕方によっては、その電源は切られることにより、電流は流れなくなる、あたかも消費していないかに見られる。しかし電圧がかかっている。この電圧が曲者なのだ。電圧がかかっているということは、電界が常時かかっている。ここに他の家電製品からのスイッチングなどの磁界を受けることにより多少の誘導電流が生じ、自ずと誘導電力が生まれる。この減少は、1つの家庭での家電製品の数が多ければ、多ほど、誘導電力は大きくなる、これがまた馬鹿にならないのだ。電気設備を多く抱えている企業などでは、顕著に現れる。この減少は、2相、3相に関係なく現れる。一般家庭でも3%前後のムダ電力が発生している。工場などでは大きいときは7%前後まで拡大する。

一般家庭の100ボルト電源では、コンセントからの電力供給がほとんどである。家庭でのプラグの差し込み方は千差万別である。多くの人はコンセントには電圧極と接地極とがあることを知らないのが実情です。

プラグについては、家電メーカーでは電圧極側にスイッチが取り付けられているのが一般的です。ところが使用する家庭の人達がそのプラグの電圧極と接地を無視してコンセントに差し込むことにより、それは逆相となり、誘導を引き起こす原因となるのです、電化製品の1個1個の容量は小さいからたいした騒ぎにならないのですが、台数が多くなると上に述べたような事象が発生し、ムダ電力が誘発されるのです。家電製品には、全てが接地を必要としているわけではない、接地しはならない代物もある。

コンセントの形状は、左側が接地極で穴が大きい、右側は電圧極で穴が小さい。電気工事屋はこのルールを今も守っている、プラブも以前は白黒線で、白線側の接地極側の差込端子は大きく、黒線側の電圧極側の差込端子は小さくなっていた。いつしか、大量生産時代になって、海外から端子の同じ大きさ、コードの色は同じ色とはり、国内メーカーも同様に右習いし、現在に至っているのが実態です。

オールアースの利点は、電磁波・電磁界の減少につながることから、自ずと節電に至るのですが、プラグの電圧極側と接地極側の区別をしないことには、オールアースの効果は薄いということを、それらの業者とやり取りをしてきました。 アースはその電力施設の特性を把握し、接地抵抗を決めないととんでもないことになります。電力施設には、パルス負荷、抵抗負荷、誘導負荷、光通信、静電負荷などといろいろあり、一括接地は問題となる。それぞれの特性に応じた、分散型接地をしないと、電磁波低減とムダ電力の排除には至らないのです。 省エネ・省資源、節電・省エネ対策はまだまだ序の口であって、論じればまだまだ対策は山ほどあります。 24年度からは、コンセント、プラグ、電磁界、電磁波、誘導電位、誘導電流についてセミナーなどを通じた活動も加えていく予定です。

A地球温暖化防止活動は6年経過しました。1年目から3年目にかけての活動は空しさで一杯でした。何する人ぞよという目で見られていた。ただ、黙々と実施してきた。しかし、5年目の一1昨年の春頃からは近づいてくる人が多くなった。配布するもの、垂れ幕、印刷物、展示物に対する興味的反応が高くなってきたように見受けられた。昨年当たりではすれ違う人からの好意的なお声がかかってくるようになってきた。しかし、多くの人にとって「地球温暖化」は知識言語の範囲だと思う。多くの人に浸透させるために、今後は週単位、月単位、年単位での行事化していかなければならない。実生活と経済的側面・ビジネス側面との狭間に生きている私たちは、地球温暖化防止を生活意識の中に築くためにはまだまだその道のりは遠いと思う。でもやるしかないさ。

23年度活動報告書
県民の
皆様へ
今後の環境活動は省資源・創資源、創エネ活動を展開し併せて、エコマテリアル製品の応用・開発の普及活動をすすめたい。