事業概要

むつ湾週間について

むつ湾は半島に囲まれた閉鎖性の強い海域です。そのため、一度汚れるとその回復はとても困難です。そんなむつ湾を豊かで美しい海として守り続けていくには、水源の山からむつ湾に流れ込む川、そしてむつ湾の海をひとつの水系として一体的に保全しなければなりません。

そこで、むつ湾を囲む山から海までを一体的に守っていくため、平成28年度に「むつ湾週間」が設定されました。市民がむつ湾に愛着と誇りを持ち、保全活動に取り組むきっかけとしてPRしています。

むつ湾週間
むつ湾週間6月1日~21日
語呂合わせで覚えよう!
6(むつ)/1(ワン)~6(む)/2(ツ)1(ワン)

縄文人のふるさと「むつ湾」を
楽しく守る協働の取組について

概要

むつ湾(※)は縄文時代からこの土地に暮らす人々の生活を支えてきた、かけがえのない存在です。

特定非営利活動法人青森県環境パートナーシップセンター(AEPC)では、「むつ湾週間」に賛同し、平成28年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成のもと、「縄文人のふるさと『むつ湾』を楽しく守る協働の取組」を実施しています。

山から海までをひとつの水系と捉え、多くの団体・市民の連携によって一体的な保全活動を目指すというむつ湾週間の考えを基本に、むつ湾に関心・愛着を持つ市民を増やすための、子どもから大人まで様々な年代を対象とした普及啓発・体験活動や、活動団体同士が繋がり、一体的で継続的なむつ湾の環境保全活動が行われるための仕組みづくりを行っています。

※当事業では、子どもにも親しんでもらえるよう、ひらがなで「むつ湾」と表記しています。

目標

青森市における八甲田の水源からむつ湾までの環境が保全される。

目標を達成するために

下記の3つの下位目標を設定し活動しています。

  1. ①むつ湾を大切に思う人が増える。
  2. ②水道水の水源や川の環境を守る活動に参加する人が増える。
  3. ③継続してむつ湾を守るための協働体制が構築される。

活動の大枠

  1. 活動1:むつ湾の知識・愛着を育む活動(普及啓発活動)
  2. 活動2:むつ湾の自然を守る活動(体験活動)
  3. 活動3:活動の広がりをつくる活動(協働体制の構築)

具体的な活動内容

具体的な活動内容

事業検討委員会について

下記10団体により事業検討委員会を構築し、協働で事業を推進しています。

団体名 役職 委員名 備考
NPO法人青森県環境パートナーシップセンター 理事 白鳥 五大 委員長
青森市環境部環境政策課 副参事 越谷 英樹
青森市農林水産部水算振興センター 所長 小笠原 訓史
(むつ湾週間発起人) 渋谷 進
NPO法人あおもりみなとクラブ 三上 惠
生活協同組合コープあおもり 組合員活動部 部長 三浦 雅子
青森魚類株式会社 代表取締役社長 若井 由治
中水青森中央水産株式会社 代表取締役社長 石川 栄一
森林ボランティア青森 加藤 秋雄
有限会社 グラフ青森 代表取締役 下池 康一